Visual Basic6 リファレンス
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VB6(VBA) エクセル操作
Excelのファイルオープン 〜 セルの編集、参照、体裁、印刷 〜 保存して終了 まで Excel.Application オブジェクトのマニュアル |
[参照設定] Microsoft Excel 8.0 Object Library (EXCEL8.OLB) [変数宣言] Dim xlApp As Excel.Application Dim xlBook As Excel.Workbook Dim xlSheet As Excel.Worksheet [オブジェクト生成] Set xlApp = CreateObject("Excel.Application") ※ Set xlApp = New Excel.Application でも同じことです。 |
お品書き |
サンプル プログラム | |
● サンプル | 指定したEXCELファイルを開いて、指定シートのA1セルにHELLOをセットしてファイルを保存して終了する。 |
● サンプル | 新規のEXCELファイルを開いて、シートのA1セルにHELLOをセットしてファイル名を付けて保存して終了する。 |
Application | EXCEL全体の操作 |
● Quit | EXCELを閉じる |
● DisplayAlerts | 警告メッセージの表示をするか否か |
● Visible | EXCELの表示/非表示 |
● GetOpenFilename | [ファイルを開く] ダイアログボックスを表示する |
● CommandBars | メニューバーを非表示にする |
Workbook | ワークブックの操作 |
● Open | ブックを開く |
● Saved | ブックに変更があったかどうか |
● Save | ブックを保存する |
● Close | ブックを閉じる/ブックを保存して閉じる |
● Add | ブックを追加する |
Worksheet | ワークシートの操作 |
● Activate | シートをアクティブにする |
● Name | シート名を変更する |
● Delete | シートを削除する |
● Copy | シートをコピーする |
● Add | シートを追加する |
Range | セルの操作 |
● Value | セルに値を設定する・取得する |
● Formula | セルに数式を設定する |
● Clear | セルの内容をクリアする |
● HorizontalAlignment | セルの文字の横位置(センタリング/右寄せ/左寄せ)を設定する |
● VerticalAlignment | セルの文字の縦位置を設定する |
● Copy | セルをコピーする |
● Insert | 行または列を追加する |
● End | 終端データのセル位置を取得する |
● Column | 選択されたセルの列番号を取得する |
● Row | 選択されたセルの行番号を取得する |
● ColumnWidth | セルの幅を設定する |
● RowHeight | セルの高さを設定する |
● AutoFit | セル範囲の列の幅や行の高さをセル内容に合わせて調節する |
● Merge | セル範囲を結合する |
● NumberFormatLocal | セルの表示形式を設定する |
Font | セル文字の操作 |
● ColorIndex | セルの文字色を設定する |
● Size | セルの文字のサイズを設定する |
● Bold | セルの文字を太字にする |
● Italic | セルの文字を斜体にする |
● Underline | セルの文字に下線を設定する |
Interior | セル背景の操作 |
● ColorIndex | セルの背景色を設定する |
Window | シート全体の操作 |
● DisplayGridlines | シートのグリッド線の表示/非表示 |
● Zoom | シートの表示サイズ(%)を設定する |
● FreezePanes | シートの分割ウィンドウ枠を固定する |
● View | ウィンドウに表示するビューを設定します |
PageSetup | 印刷レイアウトの操作 |
● PrintArea | 印刷範囲の設定 |
● Zoom | 印刷する拡大率または縮小率の設定 |
● FitToPagesTall | 縦を何ページで収めるかを設定する |
● FitToPagesWide | 横を何ページで収めるかを設定する |
● TopMargin | 上余白のサイズを設定する |
● BottomMargin | 下余白のサイズを設定する |
● LeftMargin | 左余白のサイズを設定する |
● RightMargin | 右余白のサイズを設定する |
● HeaderMargin | ヘッダの余白サイズを設定する |
● FooterMargin | フッタの余白サイズを設定する |
● BlackAndWhite | 白黒印刷に設定する |
● Orientation | 印刷の向き(縦/横)を設定する |
● PaperSize | 用紙サイズを設定する |
● EXCEL操作 サンプル プログラム その1 '============================================================== ' 指定したEXCELファイルを開いて、指定シートのA1セルにHELLOをセットしてファイルを保存して終了する。 '============================================================== Private Sub Sample() Dim xlApp As Excel.Application Dim xlBook As Excel.Workbook Dim xlSheet As Excel.Worksheet '----------------------- ' EXCELファイルを開く '----------------------- Dim strFilename As String 'ファイル名(フルパス) strFilename = "C:¥TEST¥SAMPLE.xls" 'ファイル名をセット Dim strSheetName As String 'シート名 strSheetName = "Sheet1" 'シート名をセット Set xlApp = CreateObject("Excel.Application") 'Application生成 xlApp.Workbooks.Open Filename:=strFilename, UpdateLinks:=0 'EXCELを開く xlApp.Visible = True 'EXCELの表示 Set xlBook = xlApp.Workbooks(Dir(strFilename)) 'Workbook Set xlSheet = xlBook.Worksheets(strSheetName) 'Worksheet '-------------- ' シートの編集 '-------------- xlSheet.Cells(1, 1).Value = "HELLO" '------------------------- ' EXCELファイル終了処理 '------------------------- xlBook.Close saveChanges:=True 'ブックを保存して終了 xlApp.Quit 'EXCELを閉じる Set xlSheet = Nothing 'オブジェクトの解放 Set xlBook = Nothing 'オブジェクトの解放 Set xlApp = Nothing 'オブジェクトの解放 End Sub |
● EXCEL操作 サンプル プログラム その2 '================================================================ ' 新規のEXCELファイルを開いて、シートのA1セルにHELLOをセットしてファイル名を付けて保存して終了する。 '================================================================ Private Sub Sample() Dim xlApp As Excel.Application Dim xlBook As Excel.Workbook Dim xlSheet As Excel.Worksheet '--------------------- ' EXCELファイルを開く '--------------------- Set xlApp = CreateObject("Excel.Application") 'Application生成 xlApp.Visible = True 'EXCELの表示 xlApp.Workbooks.Add '新規ブックを作成する Set xlBook = xlApp.ActiveWorkbook 'Workbook Set xlSheet = xlBook.ActiveSheet 'Worksheet '-------------- ' シートの編集 '-------------- xlSheet.Cells(1, 1).Value = "HELLO" '----------------------- ' EXCELファイル終了処理 '----------------------- xlBook.Close saveChanges:=True, FileName:="C:¥TEST¥Sample1.xls" 'ファイル名を指定して保存・終了 xlApp.Quit 'EXCELを閉じる Set xlSheet = Nothing 'オブジェクトの解放 Set xlBook = Nothing 'オブジェクトの解放 Set xlApp = Nothing 'オブジェクトの解放 End Sub |
● Quit メソッド
※ Auto_Close マクロがあっても、実行しません。 ※ ブックを保存せずにQuitを実行すると、確認ダイアログボックスが表示されます。 確認メッセージを表示させないためには、DisplayAlertsをFalseにすると、保存せずに終了します。 また、ブックを保存しなくても、SavedをTrueにすると、確認メッセージを表示せずにExcelを終了させることができます。 |
● DisplayAlerts メソッド
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● Visible プロパティ
※ ワークシートの場合、xlVeryHiddenを設定します。 |
● GetOpenFilename メソッド
※このメソッドを実行することによってカレントドライブや現在のフォルダが変更される可能性があります。 |
● CommandBars プロパティ
※ この操作はEXCELの設定そのものを変更してしまいます。プログラムの最後で必ず設定を元に戻す必要があります。 |
● Open メソッド
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● Saved プロパティ
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● Save メソッド
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● Close メソッド
※ ブックのAuto_Closeマクロは実行されません。Auto_Closeマクロを実行するには、RunAutoMacrosメソッドを使います。 |
● Add メソッド
※ 新しく作成したブックがアクティブブックになります。 ※ 新しく作成したシートがアクティブシートになります。 ※ シート追加で、Before とAfter をともに省略すると、アクティブシートの直前に新しいワークシートが追加されます。 |
● Activate メソッド
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● Name プロパティ
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● Delete メソッド
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● Copy メソッド
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● Value プロパティ
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● Formula プロパティ
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● Clear メソッド
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● HorizontalAlignment プロパティ
※ 定数 xlHAlignDistributed は、韓国版、台湾版、中国版、および日本版の Excel でだけ使えます。 |
● VerticalAlignment プロパティ
※ 定数 xlVAlignDistributed は、韓国版、台湾版、中国版、日本版の Excel だけで使用できます。 |
● Insert メソッド
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● End プロパティ
※ 定数に間違って xlLeft、xlRight を使うとエラーになります。 |
● Column プロパティ
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● Row プロパティ
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● ColumnWidth プロパティ
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● RowHeight プロパティ
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● AutoFit プロパティ
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● Merge プロパティ
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● NumberFormatLocal プロパティ
※ 書式は Format関数とは異なります。 |
● ColorIndex プロパティ
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● Size プロパティ
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● Bold プロパティ
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● Italic プロパティ
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● Underline プロパティ
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● DisplayGridlines プロパティ
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● Zoom プロパティ
※ Zoomに Trueを設定すると、現在の選択範囲に適したウィンドウサイズを設定することができます。 |
● FreezePanes プロパティ
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● View プロパティ
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● PrintArea プロパティ
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● Zoom プロパティ
※このプロパティが False の場合、どのようにワークシートを拡大または縮小するかは、FitToPagesWide と FitToPagesTall の設定で決まります。 ※どのように拡大または縮小しても、元の文書の縦横比は保持されます。 |
● FitToPagesTall プロパティ
※ このプロパティに False が設定されているときは、FitToPagesWide に従ってワークシートの大きさが決められます。 ※ Zoom に True を設定すると、FitToPagesTall は無視されます。 |
● FitToPagesWide プロパティ
※ このプロパティに False が設定されているときは、FitToPagesTall に従ってワークシートの大きさが決められます。 ※ Zoom プロパティに True を設定すると、FitToPagesWide は無視されます。 |