青の洞門・競秀峰 |
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青の洞門とは | |
むかしむかし、この川沿いの岩壁にかかる鎖渡しの桟道で、足を踏みはずして墜死する惨事を、、 | |
仏道修行で通りがかった「禅海和尚」が目撃。。 仏道修行者として この危難をとりのぞき、衆生救済の門を開かんと 鑿(のみ)と槌(つち)をふるいはじめ、、 | |
30年かけて 明和元年(1764年)にトンネルを掘り抜いたそうな。。 | |
その長さ、実に342m。。 いつしか、このトンネルのことを「青の洞門」と 呼ばれるように なりましたとさ。。 ※「青」は この辺の地名。 | |
しかし、このトンネルも 明治39年あたりに 道路整備で 大改修されて、いまでは バスも通れるほどに。。 | |
当時の面影は、道はずれに、、 | |
ほんのちょっぴり残っています。。 |
競秀峰めぐりコース | |
「青の洞門」から戻っていると、「競秀峰探勝道 (競秀峰めぐりコース)」なる怪しげな入口を発見。 | |
まさか、あの断崖絶壁の先っちょ まで いけるのだろうか!? | |
当然、出発デス!! | |
うう、さすが断崖の道だけあり、急角度の石段!! 1分もせずに 息切れがします!! | |
道のりは まだまだと思われるなか、「陣の岩は、あっちへ550m」との分岐道が出現。。 100m進むにも息切れで苦しいのに、寄り道550mなんて絶対ムリです!! 今回は「陣の岩」は無視デス!! | |
おお、頂上に近づいたのか、お日さまの光が差し込んでます! | |
たいぶ 登ってきたようです。。 駐車場がちっちゃく見えます。。 |
妙見窟 | |
なにやら 広い場所に到着しました! 「妙見窟」に到着した模様です。 | |
いままで、この「妙見窟まで××m」の 道しるべに案内されて 登って来ました。 ここまで来るのに 30分ほど かかりました。 最初に見たのは「妙見窟まで350m」だったので、100m進むのに10分かかっています!! | |
「妙見堂(みょうけんどう)」の中には、妙見菩薩3体、男女神像2体、如来立像1体が安置。 平安時代の特色がよく表現されているとのこと。 |
鬼面岩? | |
どこが頂上なのか、上ったり 下がったりと進んでいると、「鬼面岩」なる 寄り道看板を発見。。 急角度な道がなくなり、息切れも しなくなったので、寄ってみましょう。。 | |
「うひょーー!!」 この細い道の左右は絶壁デス!!! | |
「だぁーーー!!」 「この岩を乗り越えて先へ進めと!?」 左右の絶壁に草木が生えていないと、恐怖の景観デス!!! 岩の上で足元の写真を撮ろうとしたら、腰が抜けそうになったので退却!! |
絶壁先っちょに到着 | |
「鬼面岩」とやらは あきらめて 正規のコースに戻り、進んでいます。。 | |
「あれれ?? 行き止まり??」 | |
どこかで 道を間違えたのか、絶壁先っちょに出てしまいました。。 景色を拝んで、撤退。。 |
絶壁先っちょ 2号 | |
なんとか正規の道を発見して、 | |
進んでいると、ふたたび 行き止まりの気配。。 | |
はいっ! やっぱり 行き止まりデス! もう一歩進むと 絶壁急降下デス!!! | |
「さっきは あっちの絶壁先っちょにでも いたのかな??」 | |
やはり 絶壁先っちょは 景色良すぎです!! 右手が私の車を駐車している 国道212号沿いの「レストハウス洞門」。 | |
撤退して 正規コースを探すが、よくわからず。。 70度ほどの斜面の下のほうに道っぽいのを発見したので、転落してみた。 道っぽいけど 落ち葉の量から おかしいと思いながら進んでいると、いままでの雰囲気の道に出た。 | |
振り返ってみると、、 「通行止」と書かれたところから 出てきましたとさ。。 2度も道を間違えてるとは、登山なんかしては いけない人なんだろうな。。 |
展望台 | |
しばらく進んでいると 「展望台」なる横道。。 「前回の2か所には こんな道しるべ なんて なかったのにな。。」 | |
木のベンチがあり、クサリで安全対策。。 「おお、まさに展望台って感じ。。」 | |
景色は、、 「うーん、いまいち。。」 |
無事、下山 | |
テクテクと進んでいると 道路が見えてきた! ふぅ、無事に下山できたみたいです。。 | |
出てきたところは、反対側の「青の洞門」の出入り口付近。。 ちょうど1時間かかりました。。この道路を歩けば5分程度。。 トンネルって、なんて便利なんだろ。。禅海和尚に感謝。。。 | |
「さっきは あんなところの先っちょに いたんだろうか。。」 |