常駐タスク情報 (Windows8 64bit)
このタスク(プロセス) とは? 強制終了しても良いのか? スタートアップを無効化しても良いのか? レジストリから削除していいのか? の覚書。
不要、無効化、削除的に記述していますが、自己判断、自己責任で、あくまでも参考でお願いします。。

お品書き

AdobeARM.exe

[Adobe Reader and Acrobat Manager]

Adobe Readerのアップデートマネージャ。最新版のダウンロード/インストールを管理する。

[発行元] Adobe Systems,Incorporated
[アプリ] Reader XI
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Adobe¥ARM¥1.0¥AdobeARM.exe

●起動/終了
OS起動時に起動され、処理が終われば、プロセスも終了する。

●自動起動解除 (タスクマネージャーで無効にする場合)
1) 「タスク マネージャー」→ [スタートアップ] タブを選択。
2) [Adobe Reader and Acrobat Manager] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。
※ [Adobe Acrobat SpeedLauncher] (reader_sl.exe) と抱き合わせになっているので、こちらも無効になる。

●自動起動解除 (レジストリを削除する場合)
1) HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run
2) [Adobe ARM] を削除

[復活メモ]
・[名前] Adobe ARM
・[種類] REG_SZ
・[データ] "C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Adobe¥ARM¥1.0¥AdobeARM.exe"

●関連タスク
armsvc.exe [Adobe Acrobat Update Service]
reader_sl.exe [Adobe Acrobat SpeedLauncher]

●個人的対処
Reader は滅多に使わないので、タスクマネージャーで無効にした。気が向いた時に、有効にして アップデートする。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

APSDaemon.exe

[Apple Push]

QuickTime等、Apple製品のプッシュ通知(更新やお知らせ等)を行うツール。QuickTime等、Apple製品をインストールすると、スタートアップに追加される。

[発行元] Apple Inc.
[アプリ] QuickTime Player
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
└ APSDaemon.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Apple¥Apple Application Support¥APSDaemon.exe

●起動/終了
PC起動時にスタートアップより起動される。確認が終われば、プロセスは終了する。

●自動起動解除 (タスクマネージャーで無効にする場合)
1) 「タスク マネージャー」→ [スタートアップ] タブを選択。
2) [Apple Push] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。

●レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run
[名前] APSDaemon
[種類] REG_SZ
[データ] "C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Apple¥Apple Application Support¥APSDaemon.exe"

●トラブル事例
○ CPU負荷がひどい。
○ Apple製品がフリーズする。
1) タスクマネージャを起動して、[スタートアップ]タブ を選択。
2) [Apple Push]を右クリックして、[プロパティ]を選択。
3) [互換性]タブ → [特権レベル] の [管理者としてこのプログラムを実行する]にチェックを入れる。
4) [OK] ボタンを押す。

●個人的対処
不要なため、スタートアップより自動起動解除(無効)。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

armsvc.exe

[Adobe Acrobat Update Service]

Adobe Reader / Acrobat の自動更新タスク。更新プログラムがあれば ダウンロードして、インストールするようにメッセージを促す。

[発行元] Adobe Systems Incorporated
[アプリ] Adobe Reader XI
[起動元] サービス
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ armsvc.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Adobe¥ARM¥1.0¥armsvc.exe

●自動更新を無効にする
1) 「Adobe Reader」を起動する。
2) [編集] → [環境設定] を選択して、「環境設定」画面を表示させる。
3) [分類] セクション内の、[アップデーター] を選択する。
4) [アップデートのダウンロードやインストールを自動的に行わない] にチェックをつけて、[OK] ボタンを押す。
※ ただし、タスクの常駐は解除されない。

●常駐を解除する (サービスの停止)
1) 「タスク マネージャー」を起動する。
2) [サービス] タブを選択。
3) 下段バーの [サービス管理ツールを開く] をクリックして、「サービス」画面を開く。
4) [Adobe Acrobat Update Service] を右クリック → [プロパティ] を選択して、「プロパティ」画面を開く。
5) [全般] タブ内の [スタートアップの種類] を [無効] に変更。※元に戻すときは、[自動(遅延開始)]。
6) [OK] ボタンで「プロパティ」画面を閉じる。
7) 再起動。

●関連タスク
AdobeARM.exe [Adobe Reader and Acrobat Manager]
reader_sl.exe [Adobe Acrobat SpeedLauncher]

●個人的対処
Reader は滅多に使わないので、サービス停止。気が向いた時に、有効にして、アップデートする。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

chrome.exe

[Google Chrome バックグラウンド アプリ]

Google Chrome に拡張機能をインストールすると バックグラウンドでも動作するように スタートアップに Google Chrome が追加される。
また、Chromeのタブ1つにつき、1つの chrome.exeが起動される。

[発行元] Google Inc.
[アプリ] Google Chrome
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
└ chrome.exe
├ chrome.exe
├ chrome.exe
├     ・
├     ・

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Google¥Chrome¥Application¥chrome.exe

●常駐を解除する
1) タスクトレイの Google Chomeアイコンを右クリックして、
2) [Google Chrome のバックグラウンドでの実行を許可する] のチェックを外す。
※ 上記の手順でスタートアップに登録された [Google Chrome] が削除される。

●常駐を復活させる
1) 「Google Chrome」を起動する。
2) [Google Chrome の設定] ボタン(右上にあるやつ) を押して、[設定]を選択。
3) [詳細設定を表示...] をクリック。
4) [システム] の [Google Chrome を閉じた際にバックグラウンドアプリの処理を続行する] にチェックを付ける。

●バックグラウンドアプリをアンインストールする
1) 「Google Chrome」を起動する。
2) [Google Chrome の設定] ボタン(右上にあるやつ) を押して、[その他ツール] → [拡張機能] を選択。
3) アンインストールするアプリの [ごみ箱] アイコン をクリックする。

●個人的対処
バックグラウンドで動く必要がないので、常駐解除。

●その他
※ Trend ツールバーを有効にすると、cmd.exe、conhost.exe、ToolbarNativeMsgHost.exe が常駐する。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。しかし、複数あると どれがどれか分からない。

CNQMMAIN.EXE

[Canon Quick Menu]

Canonプリンターのドライバをインストール時にもろもろインストールされるアプリのひとつ。
プリンタ複合機のもろもろのアプリ起動やドキュメント表示をまとめたランチャー。
タスクトレイにアイコンが追加される。

[発行元] CANON INC.
[アプリ] Canon Quick Menu
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
CNQMMAIN.EXE
├ splwow64.exe
└ CNQMSWCS.EXE

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Canon¥Quick Menu¥CNQMMAIN.EXE

●自動起動解除
1) 「タスクトレイ」の [Canon Quick Menu]アイコンを右クリックする。
2) [環境設定] を選択する。
3) [Windowsと同時にQuick Menuを起動する] のチェックをはずす。
4) [OK] ボタンを押す。

●アンインストールする
1) 「コントロールパネル」を開く。
2) 「プログラムと機能」を選択。
3) [Canon Quick Menu]を選択して、アンインストールする。

●個人的対処
滅多にプリンタを使わないので自動起動を解除した。Quick Menuのランチャーはプリンタを使うときにいろいろ便利なのでアンインストールはせずに、ショートカットを作ってデスクトップに貼った。

●関連タスク
CSPTL-CANONMJ.exe [お知らせメッセンジャー]

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

CSPTL-CANONMJ.exe

[お知らせメッセンジャー]

Canonプリンターのドライバをインストール時にもろもろインストールされるアプリのひとつ。
キヤノンホームページに掲載されたイベント情報や、インクジェットプリンターやデジタルカメラなどのキヤノン製品に関する最新情報やサポート情報をお届けするポップアップサービス。
タスクトレイにアイコンが追加される。

[発行元] キャノンマーケティングジャパン株式会社
[アプリ] お知らせメッセンジャー
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
CSPTL-CANONMJ.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥CMJ¥CSPTL-CANONMJ¥CSPTL-CANONMJ.exe

●自動起動解除 (タスクマネージャーで無効にする場合)
1) 「タスク マネージャー」→ [スタートアップ] タブを選択。
2) [お知らせメッセンジャー] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。

●レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run
[名前] CSPTL-CANONMJ
[種類] REG_SZ
[データ] "C:¥Program Files (x86)¥CMJ¥CSPTL-CANONMJ¥CSPTL-CANONMJ.exe"

●アンインストールする
1) 「コントロールパネル」を開く。
2) 「プログラムと機能」を選択。
3) [キャノンお知らせメッセンジャー]を選択して、アンインストールする。

●個人的対処
アンインストールした。

●関連タスク
CNQMMAIN.EXE [Canon Quick Menu]

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

daemonu.exe

[NVIDIA Settings Update Manager]

グラフィックカード (NVIDIA) ドライバの更新確認ユーティリティ。入手可能な最新ドライバがあれば、通知して導入を促す。

※ドライバのインストールの際に、標準インストールすると このユーティリティも インストールされる。カスタム インストールであれば、インストールの要否が選択できる。コントロールパネルの「プログラムと機能」より、このユーティリティのアンインストールが可能。

[発行元] (C) NVIDIA Corporation. All right reserved.
[アプリ] NVIDIA アップデート コンポーネント
[起動元] サービス
[ユーザ] UpdatusUser

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥NVIDIA Corporation¥NVIDIA Update Core¥daemonu.exe

●更新確認を無効にする
1) 「コントロール・パネル」を起動して、表示方法 → [小さいアイコン] を選択する。
2) [NVIDIA コントロール パネル] をクリックして、「NVIDIA コントロール パネル」画面を表示する。
3) ツール・バーの [ヘルプ] → [更新プログラム] を選択して、[NVIDIA アップデート] 画面を表示する。
4) [基本設定] タブ内の [更新プログラムを自動的に確認する] のチェックを外す。
5) [OK] ボタンを押して、画面を閉じる。

●常駐解除 (アンインストール)
「NVIDIA アップデート x.xx.x」をアンインストールする。

●個人的対処
そんなに頻繁に更新する必要がないので、アンインストール。Windows Update で充分。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

dwm.exe

[デスクトップ ウィンドウ マネージャー (DWM:Desktop Window Manager)]

コンピュータの視覚効果(見やすさとデザイン性)を管理するプロセス。

[発行元] Microsoft Corporation
[アプリ] Windows 8
[起動元] Windowsコアコンポーネント
[ユーザ] DWM-1

●プロセス ツリー
winlogon.exe
└ dwm.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥System32¥dwm.exe

●DWMを無効にする (※dwm.exeが終了するわけではない)
パワー不足なPCは DWMを無効にして、負荷を下げてみる。
1) 「コントロール・パネル」を起動して、表示方法 → [小さいアイコン] を選択する。
2) [システム] をクリックして、「システム」画面を表示する。
3) [システムの詳細設定] をクリックして、「システムのプロパティ」画面を表示する。
4) [詳細設定] タブ内の [パフォーマンス] 欄の [設定] ボタンを押して、「パフォーマンス オプション」画面を表示する。
4) [視覚効果] タブを選択。
5) [パフォーマンスを優先する] をチェックする。※ [カスタム] をチェックすれば、細かい設定ができる。
6) [OK] ボタンを押して、画面を閉じる。

●個人的対処
さすがに見栄えが地味になるので、DWMは有効。

●強制終了
dwm.exe は Win8からコアコンポーネントになったので 終了させると不安定になるかも。

FlashUtil_ActiveX.exe

[AdobeR Flash(R) Player Utility]

Internet Explorer Flash Player

[発行元] Adobe Systems Incorporated
[アプリ] Adobe Flash Player
[起動元] Internet Explorer
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ svchost.exe
└ FlashUtil_ActiveX.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥System32¥Macromed¥Flash¥FlashUtil_ActiveX.exe

●起動/終了
Internet Explorer にて起動される。Internet Explorer を閉じると このプロセスも終了する。

●Flash Player の自動更新を無効する
1) 「コントロール・パネル」を起動して、表示方法 → [小さいアイコン] を選択する。
2) [Flash Player (32ビット)] をクリックして、「Flash Player 設定マネージャー」画面を表示する。
3) [高度な設定] タブを選択して、[アップデート設定の変更] ボタンを押す。
4) [アップデートの有無をチェックしない] にチェックをいれて、[×] で画面を閉じる。

●個人的対処
Flash Player の自動更新に関しては、脆弱性に関するアップデートが多いので 自動更新は有効。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

googledrivesync.exe

[Google Drive]

Google Drive

[発行元] Google
[アプリ] Google Drive
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
└ googledrivesync.exe
└ googledrivesync.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Google¥Drive¥googledrivesync.exe

●スタートアップ レジストリ
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run¥
[名 前] GoogleDriveSync
[種 類] REG_SZ
[データ] "C:¥Program Files (x86)¥Google¥Drive¥googledrivesync.exe" /autostart

●常駐解除(Google Drive を 普段は動かさずに、必要な時だけ ショートカットで手動で起動するようにする。)
1)「タスクマネージャー」を起動。
2)[スタートアップ] タブ → [Google Drive] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。

3)「エクスプローラ」を起動して、[C:¥Program Files (x86)¥Google¥Drive¥] へ移動させる。
4)[googledrivesync.exe] を右クリック → [ショートカットの作成] を押して、デスクトップにショートカットを作成する。
5)ショートカットを右クリック → [プロパティ] をクリックして、プロパティ画面を表示する。
6)[ショートカット] タブ内の [リンク先] に /autostart を追加して、[OK] ボタンを押す。
→ "C:¥Program Files (x86)¥Google¥Drive¥googledrivesync.exe" /autostart
7)再起動する。

●個人的対処
インストールしたのはいいが、ほとんどつかわないので、常駐解除。

●強制終了
データ破損、消失の可能性あり。

ipoint.exe
  itype.exe
  MouseKeyboardCenter.exe

[Microsoft Mouse and Keyboard Center]

Microsoft マウス・キーボードセンター
Microsoft製のマウス・キーボードをカスタマイズするツール。
マウスでは、コントロールキー+文字の組み合わせ等をマウスボタンに定義することが可能。
キーボードでは、マルチメディアボタンがある場合は、任意のプログラムまたはアクションを実行するように定義することが可能。また、NumLock / CapsLockキーのオンスクリーン表示や、音量レベルのオンスクリーン表示といったことができる。
他社製のマウス・キーボードを使っていると意味がない。これといってカスタマイズする必要がない場合も不要。

[発行元] Microsoft
[アプリ] Microsoft Mouse and Keyboard Center
[起動元] タスク スケジューラ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ svchost.exe
├ ipoint.exe
└ itype.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files¥Microsoft Mouse and Keyboard Center¥MouseKeyboardCenter.exe (本体)
C:¥Program Files¥Microsoft Mouse and Keyboard Center¥ipoint.exe (マウス常駐プロセス)
C:¥Program Files¥Microsoft Mouse and Keyboard Center¥itype.exe (キーボード常駐プロセス)

●常駐解除(タスクスケジューラの起動を無効にする)
1)「タスクスケジューラ」を起動。([ファイル名を指定して実行]から taskschd.msc を入力)
ツリーメニューの[タスク スケジューラ ライブラリ]から以下のスケジュールの状態を[無効]に変更する。
Microsoft_Hardware_Launch_ipoint_exe
Microsoft_Hardware_Launch_itype_exe
Microsoft_Hardware_Launch_mousekeyboardcenter_exe
Microsoft_MKC_Logon_Task_ipoint.exe
Microsoft_MKC_Logon_Task_itype.exe
2) 再起動する。

●常駐解除 (アンインストール)
1)「コントロールパネル」を起動。
2)「プログラムと機能」を選択。
3)「Microsoft マウス キーボードセンター」を選択して、アンインストール。

●個人的対処
タスクスケジューラで無効にした。ipoint.exe、itype.exeの常駐はなくなったが、マウスやキーボードの動作に変化は無し。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

jusched.exe

[Java(TM) Update Scheduler]

Java コンポーネントの自動更新タスク。更新プログラムがあれば ダウンロードして、インストールするようにメッセージを促す。

[発行元] Sun Microsystems, Inc.
[アプリ] JAVA 7
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
jusched.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Java¥Java Update¥jusched.exe

●自動更新を無効にする
1) 「コントロール・パネル」を起動して、表示方法 → [カテゴリ] を選択する。
2) [プログラム] アイコン をクリックして、「プログラム」画面へ移動。
3) [Java (32 ビット)] アイコン をクリックして、「Javaコントロール・パネル」画面を表示させる。
4) [更新] タブを選択して、[更新を自動的にチェック] のチェックを外す。
5) [OK] ボタンを押すと、「Java Update - 警告」画面が表示される。
6) [チェックしない] ボタンを押して、[OK] ボタンで「Javaコントロール・パネル」画面を閉じる。
※ しかし、タスクの常駐は解除されず、[更新を自動的にチェック] のチェックも戻ってしまう。

●常駐解除 (タスクマネージャーで無効にする場合)
1) 「タスク マネージャー」→ [スタートアップ] タブを選択。
2) [Java(TM) Update Scheduler] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。
※ セキュリティの脆弱性関係のアップデートもできなくなるので、自己責任。

●常駐解除 (レジストリから削除する場合)
1) HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run
2) [SunJavaUpdateSched] を削除

[復活メモ]
・[名前] SunJavaUpdateSched
・[種類] REG_SZ
・[データ] "C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥Java¥Java Update¥jusched.exe"

●個人的対処
Java系アプリは現在使っていないので、タスクマネージャーで無効にした。気が向いた時に 有効にして、アップデートする。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

LiveComm.exe

[Communications Service]

Windows Live の中枢プロセス

[発行元] Microsoft Corporation
[アプリ] Windows Live
[起動元] Windows Liveアプリ (メール、メッセージング、カレンダー、Poeple、SkyDrive、…)
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ svchost.exe
├ LiveComm.exe
├ RuntimeBroker.exe
└ WWAHost.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files¥WindowsApps¥microsoft.windowscommunicationsapps_16.4.4406.1205_x64__8wekyb3d8bbwe¥LiveComm.exe

●起動/終了
Windows Live系アプリ にて起動される。アプリを終了させると、このプロセスも終了する。
※ メール、メッセージング、カレンダー を [バックグラウンドで実行する] に設定している場合は 常駐プロセスのようにみえる。

●常駐の解除
各ストアアプリ (メール、メッセージング、カレンダー)のバックグラウンド実行をオフにする。
※ バックグラウンド実行とは、ロック画面とかに簡易ステータス(新着メール件数とか)を表示するか しないか。
1) ストアアプリ「メール」を起動して、[Windows]+[C] ボタンにて、チャームを表示する。
2) [設定] → [アクセス許可] → [ロック画面] を [オフ] にする。
3) 同じように、メッセージング、カレンダー も [オフ] にする。

●関連タスク
RuntimeBroker.exe [Runtime Broker]
WWAHost.exe [Microsoft WWA Host]

●個人的対処
とりあえず、全部 [オフ]

●強制終了
アプリが不安定になる。アプリによっては、データ破損、消失の可能性あり。

msnmsgr.exe

[Windows Live Messenger]

Windows Live Messenger アプリ

[発行元] Microsoft Corporation
[アプリ] Windows Live Messenger
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
└ msnmsgr.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Windows Live¥Messenger¥msnmsgr.exe

●自動起動を解除する
1) 「Windows Live Messenger」を起動する。
2) サインイン画面上にある、[オプション] をクリックして、「オプション」画面を開く。
3) [サインイン] → [全般] 内の、
4) [コンピューターへのログオン時に Messenger を起動する」のチェックを外す。
5) [OK] ボタンを押して、画面を閉じる。

●個人的対処
自動起動を解除

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

reader_sl.exe

[Adobe Acrobat SpeedLauncher]

Acrobat または Reader の起動パフォーマンスを向上させるツール。Acrobat または Reader の起動時に必要となるすべてのファイルにあらかじめアクセスを行なう。起動前にあらかじめファイルにアクセスすることにより、ウイルス対策ソフトウェアによるチェックが行われ、安全なファイルのリストに追加される。このチェックが実行済みであることによって、パフォーマンスは向上する。

[発行元] Adobe Systems,Incorporated
[アプリ] Reader XI
[起動元] スタートアップ (AdobeARM.exe [Adobe Reader and Acrobat Manager])
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
AdobeARM.exe
└ reader_sl.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files (x86)¥Adobe¥Reader 11.0¥Reader¥reader_sl.exe

●起動/終了
OS起動時に起動され、処理が終われば、プロセスも終了する。

●自動起動解除
このタスクは、[Adobe Reader and Acrobat Manager](AdobeARM.exe) と抱き合わせになっていので、そちらを参照。

●関連タスク
AdobeARM.exe [Adobe Reader and Acrobat Manager]
armsvc.exe [Adobe Acrobat Update Service]

●個人的対処
不要。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない。

RuntimeBroker.exe

[Runtime Broker]

ストアアプリ上でファイル等の使用権限を管理するプロセス。

[発行元] Microsoft Corporation
[アプリ] Windows 8
[起動元] ストアアプリ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ svchost.exe
├ RuntimeBroker.exe
├ WWAHost.exe
└ LiveComm.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥System32¥RuntimeBroker.exe

●起動/終了
ストアアプリ にて起動される。ストアアプリを 閉じると このプロセスも終了する。

●関連タスク
LiveComm.exe [Communications Service]
WWAHost.exe [Microsoft WWA Host]

●個人的対処
放置。

●強制終了
むやみに このタスクを終了させてはいけない(アプリによる)。

SearchFilterHost.exe
 SearchProtocolHost.exe

[Microsoft Windows Search Filter Host]
[Microsoft Windows Search Protocol Host]

Windows Searchのファイル インデックスを管理するプロセス。
結果として、検索窓から さまざまなカテゴリの検索対象を入力すると、関連するファイルの一覧を表示してくれる。

[発行元] Microsoft Corporation
[アプリ] Windows Search
[起動元] サービス
[ユーザ] SYSTEM

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ SearchIndexer.exe
├ SearchProtocolHost.exe
└ SearchFilterHost.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥System32¥SearchFilterHost.exe
C:¥Windows¥System32¥SearchProtocolHost.exe

●起動/終了
ファイルに変更があると呼び出される。処理が終わると終了する。

●Windows Search を無効にする
1) 「コントロール・パネル」を起動して、表示方法 → [小さいアイコン] を選択する。
2) [プログラムと機能] をクリックして、
3) 左側の「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックして、[Windows の機能] 画面を表示させる。
4) [Windows Search] のチェックを外して、[OK] ボタンを押す。
5) 「Windows Search を無効にすると、このコンピュータにインストールされてる Windowsのそのほかの機能やプログラムと既定の設定にも影響がでる可能性があります。[はい] [いいえ] 」の警告画面がでる。
6) 覚悟ができていれば、[はい] ボタンを押す。
7) 再起動画面がでるので、[今すぐ再起動] ボタンを押して 再起動する。

●個人的対処
検索は使わないので、無効にしてみた。「サービス」から [Windows Search] がなくなった。
結果として、総合的に PCが 快適になったような気がする。
再び、上記手順で [Windows Search] を有効にしてみた。なにも問題なく、動いているようだ。
そして、すぐに 無効に [戻した] w

●強制終了
インデックスの状態がおかしくなる可能性あり。

SkyDrive.exe

[Microsoft SkyDrive]

Microsoft SkyDrive

[発行元] Microsoft Corporation.
[アプリ] Microsoft SkyDrive
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
└ SkyDrive.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Microsoft¥SkyDrive¥SkyDrive.exe

●スタートアップ レジストリ
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Run¥
[名 前] SkyDrive
[種 類] REG_SZ
[データ] "C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Microsoft¥SkyDrive¥SkyDrive.exe" /background

●常駐解除(SkyDrive を 普段は動かさずに、必要な時だけ ショートカットで手動で起動するようにする。)
1) 「タスクマネージャー」を起動。
2) [スタートアップ] タブ → [Microsoft SkyDrive] を選択して、[無効にする] ボタンを押す。

3) 「エクスプローラ」を起動して、[C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Microsoft¥SkyDrive¥] へ移動させる。
4) [SkyDrive.exe] を右クリック → [ショートカットの作成] を押して、デスクトップにショートカットを作成する。
5) ショートカットを右クリック → [プロパティ] をクリックして、プロパティ画面を表示する。
6) [ショートカット] タブ内の [リンク先] に /background を追加して、[OK] ボタンを押す。
→ "C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Microsoft¥SkyDrive¥SkyDrive.exe" /background
7) 再起動する。

●個人的対処
インストールしたのはいいが、ほとんどつかわないので、常駐解除。

●強制終了
データ破損、消失の可能性あり。

splwow64.exe

[Print driver host for applications]

64bit版Windowsで 32bit版アプリから印刷するためのプリンタドライバを中継する中間プロセス。

[発行元] Microsoft Corporation.
[アプリ] Windows 8
[起動元] 32bitアプリ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
└ spoolsv.exe
└ splwow64.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥splwow64.exe

●起動/終了
32bitアプリの起動時もしくは印刷時に呼び出される。アプリを終了するか、印刷して しばらくすると終了する。
※ 印刷パフォーマンスを向上させるため(次の印刷を考慮して)、すぐには終了しない(設定値:2分)。

●トラブル事例
○ EPSONプリンタの印刷が突然遅くなった。
1) splwow64.exe をタスクマネージャから終了させる。
2) C:¥ProgramData¥EPSON¥PRINTER¥EPAUDF01.AUD を EPAUDF01.bak とかにリネームする。
3) プリンタードライバの印刷設定画面を一度起動させてから、印刷してみる。
4) 現象変わらずの場合は、EPAUDF01.AUD を戻して あきらめるか、ドライバ再インストールとかに逃げる。

○ システムエラーが出て印刷できなくなった。「print driver host for32bit applications は動作を停止しました。」
1) 最近インストールしたアプリを疑ってみる。
※ Baidu IME2.0 をアンインストールすることで解消した事例あり。

●個人的対処
放置。

●強制終了
タスクマネージャーから タスクを終了しても問題はない(印刷中でない場合)。

svchost.exe

[Windows サービスのホスト プロセス]

サービスを起動するための親プロセス。サービスのグループ単位で起動されるため、複数常駐してしまう。

[発行元] Microsoft Corporation.
[アプリ] Windows 8 各種サービス
[起動元] サービス
[ユーザ] SYSTEM、NETWORK SERVICE、LOCAL SERVICE

●プロセス ツリー
wininit.exe
└ services.exe
├ svchost.exe
├ svchost.exe
├      ・
├      ・
├      ・

●実行ファイルのパス
C:¥Windows¥System32¥svchost.exe

●サービス確認
コマンドプロンプトで どのようなサービスが svchost.exe 経由で起動されているか確認できる。
 tasklist /fi "imagename eq svchost.exe" /svc
やたらCPU負荷になっている svchost.exe がいれば、PID にて 悪さしているサービスが絞れる。
 sc qc サービス名
で、サービス名からサービスの詳細がわかる。

●ウィルス事例
○ 複数起動されることから、svchost.exe なるウィルスも生まれた。
・タスクマネージャでユーザ名が<ユーザ名>であれば、まずウィルス。※スタートアップを確認
・実行ファイルのパスが C:¥Windows¥System32¥ でなければ、まずウィルス。※スタートアップを確認

●個人的対処
放置。

●強制終了
まず、不安定になる。

TMAS_OL.exe

[Trend Micro Anti-Spam for Outlook]

Outlook 用 迷惑メール対策ツールバー。

[発行元] Trend Micro Incorporated.
[アプリ] ウイルスバスター クラウド
[起動元] Outlook
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
OUTLOOK.EXE
└ TMAS_OL.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files¥Trend Micro¥Titanium¥plugin¥TMAS¥TMAS_OL¥TMAS_OL.exe

●起動/終了
Outlook を起動すると呼び出される。Outlook を閉じると終了する。

●迷惑メール対策ツールバー を無効にする
1) 「ウイルスバスター クラウド」のメイン画面を表示する。
2) [設定] ボタンをクリックして、「コンピュータの保護設定」画面を表示する。
3) [有害サイト/迷惑メール対策] → [迷惑メール対策] をクリックして、
4) [迷惑メール対策ツールバーを有効にする (対応メールソフトのみ)] のチェックを外す。
5) [OK] ボタンを押して、画面を閉じる。
※ Outlook からも無効に設定できる。

●関連タスク
TMAS_WLMMon.exe [Trend Micro Anti-Spam for WLMail monitor]

●個人的対処
放置。

●強制終了
迷惑メールを開いてウィルス感染へつながる可能性あり。

TMAS_WLMMon.exe

[Trend Micro Anti-Spam for WLMail monitor]

Windows Live Mail 用 迷惑メール対策ツールバー。

[発行元] Trend Micro Incorporated.
[アプリ] ウイルスバスター クラウド
[起動元] スタートアップ
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
explorer.exe
    └ TMAS_WLMMon.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files¥Trend Micro¥Titanium¥plugin¥TMAS¥TMAS_WLM¥TMAS_WLMMon.exe

●Windows Live Mail 用 迷惑メール対策ツールバー を無効にする
1) 「ウイルスバスター クラウド」のメイン画面を表示する。
2) [設定] ボタンをクリックして、「コンピュータの保護設定」画面を表示する。
3) [有害サイト/迷惑メール対策] → [迷惑メール対策] をクリックして、
4) [迷惑メール対策ツールバーを有効にする (対応メールソフトのみ)] のチェックを外す。
5) [OK] ボタンを押して、画面を閉じる。
※ スタートアップにある、[Trend Micro Anti-Spam for WLMail monitor] は、ウイルスバスター側の設定を無効にすれば、なくなる。

●関連タスク
TMAS_OL.exe [Trend Micro Anti-Spam for Outlook]

●個人的対処
こいつのせいで、Windows Live メール がフリーズして動かない (2013/3 時点) 。

●強制終了
迷惑メールを開いてウィルス感染へつながる可能性あり。

ToolbarNativeMsgHost.exe

[Chrome Native Message Host]

Chromeで Trendツールバーを有効にすると常駐するタスク。Native Messaging とは、Chrome で登録済みのローカルファイルを実行する仕組みで、JavaScriptからEXEやBATを実行できる。
このため、ToolbarNativeMsgHost.exe とセットで、cmd.exe、conhost.exeも常駐する。

[発行元] Trend Micro Incorporated.
[アプリ] Trend Micro Titanium
[起動元] Chrome
[ユーザ] <ユーザ名>

●プロセス ツリー
chrome.exe
└ cmd.exe
├ conhost.exe
└ ToolbarNativeMsgHost.exe

●実行ファイルのパス
C:¥Program Files¥Trend Micro¥Titanium¥UIFramework¥Toolbar¥chromeextension¥NativeMessageHost¥ToolbarNativeMsgHost.exe

●Trend ツールバーを無効にする
1) 「Google Chrome」を起動する。
2) [Google Chrome の設定] ボタン(右上にあるやつ) を押して、[その他ツール] → [拡張機能] を選択。
3) [Trend ツールバー]の有効のチェックをはずす。

●個人的対処
有効のまま。

●強制終了
システム上、問題なし。リンク先の安全性うんぬんが機能しなくなる。