Step.8 - 点滅するメッセージ

文字を点滅させる <BLINK>タグがありますが、Internet Explorer では使えません。フォームを使って点滅文字を作ってみます。

Step テーマ

実行例




リスト



↓ このフォームには、上記のリストと同じものが入っています。[CTRL]+[A]で全選択して、コピーできます。

サンプルだけの HTMLは こちらへ

説明

プログラムの流れはいつもの setInterval()系 のやつです。
おそらく、説明するほどのことはないと思います。

setInterval() で 500ミリ秒単位に myFunc() を呼んで、表示するか、表示を消すか を交互にしているだけです。

"" は、ヌルストリングと呼んでいて、これを文字変数に代入すると 中身がカラになるのです。
今回はフォームにセットして、表示をクリアしたわけです。

フォームの枠が気に入らなければ、CSSでフォームを見えないように変えてやります。
    ↓


今回は if 文を使ってみました。プログラミングにおいて基本の基本、なくては ならない命令です。
else 文は上の if 文の条件を満たしていなければ、という意味で 上の if 文から連動していくための補助命令です。
表示するか、表示を消すかを変数 myFlg で判断させることにしました。
myFlg が 0 なら表示、1 なら非表示という感じです。

上記リストでは、
「もしも、myFlg が 0 ならばフォームに "いらっしゃいませ!" を表示、myFlg が 0 以外ならばフォームをクリアする」
という処理で、今回が表示ならば 次回は非表示、今回が非表示ならば 次回は表示なので、それぞれの処理の中に myFlg=1 や myFlg=0 をいれて、次回のために myFlg を反転させています。


● if 文の説明
if 文は説明するより 例を見たほうが早いでしょう。

if 文のパターンは 次の3パターンぐらいです。

条件が合えば、{ } の中の処理を行います。
また、条件に対して、1つの処理のみ行う場合は、{ } は省略可能です。


● 条件に使う演算子一覧
A > BAはBより大きい
A < BAはBより小さい
A >= BAはB以上
A <= BAはB以下
A == BAとBは等しい
A != BAとBは等しくない
A === BAとBは等しい (型チェックあり)
A !== BAとBは等しくない (型チェックあり)


もちろん、条件がひとつではないケースもでてくるでしょう。「且つ」と「又は」です。

● 論理演算子一覧
条件式A && 条件式B条件式A かつ 条件式Bのとき
条件式A || 条件式B条件式A または 条件式Bのとき

myFlg に性別(1:男 2:女)、myOld に年齢が入っている場合

ちなみにこれは、
とも表現できます。if 文の中に if 文があるという記述です。

また、条件が範囲の場合があります。例えば、
myFlg が「1 以上、3 以下の時」という if 文を作りたければ 次のような書き方になります。

もう1つ、myFlg が「1 か 3 か 5 の時」という if 文を作りたければ 次のような書き方になります。


補足:if 文を使った簡単な実例として、Tsep.68「あいさつ文を表示してみましょう 億劫編」があります。ご覧くださいませ。


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