Q. 不正ログインの通知メールが届きました。(フィッシング詐欺)
Q. ネット銀行から、「パスワードの入力相違が続きましたので一時制限させていただきました。お心当たりがなければ、当社サイトにログインしてパスワードの変更を行ってください。」とのメールが届きました。
A. そのメールがフィッシング詐欺メールかもしれません。メールに書かれてあるリンクを押さないでください。
フィッシング詐欺の手口の一つが、例えば、ネット銀行のホームページにそっくりなページを作って、そこでログイン入力させてIDやパスワードを盗んでしまう手口です。
その偽サイトに誘導するのがフィッシング詐欺メールです。
メールアドレスもサイトのURLも間違いやすい紛らわしいものが使われます。
例えば、Tatsuya銀行でURLが tatsuya-bank.jp だとすると、詐欺メールに書かれてあるURLは tetsuya-bank.jp だったりします。
ネット銀行だけでなく、オンラインゲーム会社に偽って、同様の手口でゲームのIDとパスワードを抜き取られたりもします。
間違って偽サイトに入っても、いつものサイトのページとそっくりなので、疑うこともなくログイン入力してしまうでしょう。
フィッシング詐欺にかからないためにも、メールのリンクでサイトに入らないように気をつけましょう。
Q. 知らない業者から、内職の勧誘ダイレクトメールを受信しました。やってみていいですか?
A. ダメです。
ダメな ポイントは、「身に覚えがない業者」から メールが来たことです。心当たりの無いところからの メールは、怪しいと疑って 無視するのが 基本です。
実際に、内職の話に乗っかるとすると、次のようなことが考えられます。
○ ハードな ノルマ がある。 | → | 期限に遅れた等の理由で 報酬をもらえない契約だった。 |
○ 材料の配送費が こちら持ちになる。 | → | 配送費で、赤字になる。 |
○ 作業に必要な 機材を購入する 必要がある。 | → | 機材の購入費が高すぎて、元が取れない。買ったは いいが、仕事が来ない。 |
○ 教材を購入する 必要がある。 | → | 教材費が 高すぎて、元が取れない。 払ったは いいが、仕事が来ない。 |
○ あとで返済するが 保証金が 必要である。 | → | 手間と時間のかかる内容で 割が合わないので、内職を途中で断ったら、保証金が返らない契約。 |
○ 商品(材料)の 仕入れ金 が必要である。 | → | さばけないほどの量が 送られてきた。 |
○ 入会金や 年会費が 必要である。 | → | 入会金、年会費を払ったけど、仕事が来ない。 |
など | | |
おいしそうな 勧誘内容でも、疑って読んでみると・・・
○ 現在、人材不足のため・・・ | → | 元が取れないから 人が辞めていくんだろ! |
○ あなたの自由な時間に のんびりと… | → | そんなに のんびりで、会社が成り立つものか! |
○ 慣れれば、月収100万以上可能・・・ | → | 絶対に 慣れない作業なんだろ! |
○ 月に20万稼ぐ人も・・・ | → | 1日何時間、働いているのか 教えてみろ! |
>など | | |
何かしらの 前金が必要な仕事であれば、確実にやめておきましょう。
ちなみに 私のところには、1日に平均して 500通 ほど、 ダイレクトメール(迷惑メール) が来ます。件名や 送信主のドメインを見て、すぐ削除です。本文なんて読んでいません。
Q. 迷惑メール(ダイレクトメール) が来るようになりました。止める方法はありますか?
A. ありません。
プロパイダのサービスや、ウィルス対策ソフトの機能、メールソフトの機能で、メール受信時に フィルタリングしていく くらいしか 方法はありません。
まず、こういうメールが来ないように、自己防衛することが優先です。
- ネット上 (ホームページ、ブログ、掲示板、SMS、・・・)に、メールアドレスを記載しないことです。
- 巡回ソフトが メールアドレスを抽出して、台帳行きになります。それを使った、ダイレクトメール代行業者っていう職業もあります。
- 安易に 会員にならないことです。
- サイトの会員登録には、メールアドレスの登録は 必須なものです。
いくら無料だからといって、メルマガ等の個人サイトへの会員登録、プレゼントの誘惑で懸賞サイトへの会員登録等を 繰り返していると、中には、メールアドレスの収集が 主な活動の偽装サイトがあったり、実はそこが 悪質な迷惑メールの 発信元であったりします。
- ダイレクトメールにある「脱会手続き」も注意が必要です。
- ダイレクトメールの内容に「当メール配信が不要な方は、以下のURLで解除手続き・・・」は、よく見かけます。しかし、待ってください。こちらが「登録した覚えもない」のに「解除する」という行為は、おかしいです。「解除する」ことは、このメールアドレスは「生きている」ということを 知らせに行くだけの 行為かもしれません。
メインのメールアドレス、使い捨てのメールアドレスを用意して、使い分けて インターネットをしましょう。
私のように、ダイレクトメール(迷惑メール) を、1日に 500通も 受信していれば、気にしなくなります。
Q. ファイル共有ソフトの利用って違反なのでは?
Q. ファイル共有ソフトで音楽データや市販ソフトの交換が行われていますが、これって違反ではないのですか?どうしてそんなソフトを造った人は捕まらずに堂々と配布できて、みんな堂々とファイル交換しているのですか?もし合法なのであれば私もやりたいのですが。
A. 質問の内容から違反です。
ファイル共有ソフトで ファイル交換といっても、もちろん交換するファイルは「著作権の無いもの」もしくは、「自分に著作権があるもの」です。ですから、ファイル共有ソフトやそのシステムには、問題がなさそうにもみえます。
このファイル共有システムを使って、市販のソフトウェアや音楽データを交換対象にしてしまえば、もちろん違法です。確か、2001年11月に世界初のファイル共有ソフトを使った逮捕者が、日本で出たとか騒いでいた様な気がします。 このようにそのシステムが明らかに悪用されるようなものであれば、ソフトやシステムも改善する義務が発生するかと思われます。
警察も違反者を 次々と「お縄にかける」というよりも、そのような違反行為をさせないことに努力しないといけないわけなので、その一環として、年に1回くらいに 違反者の中でも さらに悪質な方を対象に、1名ほど 抽選で モニターとして「見せしめ逮捕」が当選するわけです。
質問の内容のように違反は明らかです。問題が発生した時に「みんながやってるから」というのは、言い訳には使えないでしょう。
Q. エッチなサイトって安全ですか?
Q. エッチなサイトって、有料ですか?
A. まず、有料でしょう。といっても、トップページを見るだけなら 無料です。エッチサイトだけのことではなく、ここから先は有料ですよ という、コテコテの営業パターンでしょう。
Q. 思い切って、クレジットカードを使って、会員登録をしようと思います。
A. やめときなさい。クレジットカードを使って、年会費や月額費を払うのが 一番危険な行為なんです。
- 一年経ったら、継続更新されて、延々と会費を引き落とされていきます。脱会しようにも、どこのエッチサイトだったかなんて、覚えていないしょう。
- また、英語なので、脱会フォームなんて どこにあるかも わからないでしょう。しかも、多くが「脱会はココニ デンワシテクダサイ」らしいです。もしかしたら、サイト自体がなくなっているかもしれません (URLの変更や、サイト名の変更を繰り返して 逃げ回っています)。
Q. もう、入会してしまいました。確かに英語サイトで、どこに脱会フォームがあるか分かりません。どうしましょう。
A. これを機会に英語を勉強しなさい。
Q. エッチサイトって、ウィルスとか いますか?
A. エッチサイトへ誘導する画面を表示するウィルスとか、いろいろ。
Q. クレジットカードは持っていません。エッチサイトにいって、問題ないですか?
A. 恥ずかしいウィルスに感染しないためにも、ウィルス対策ソフトくらいは、購入してインストールしなさい。
Q. 恥ずかしいウィルスって、これですか?本体を添付しておきます。
A. あ、そうそう、これこれ。コラッ!!
Q. カードの利用明細が大変です! 外国の企業名らしきところ3箇所から、毎月請求されて引き落とされています。すべて、1000円前後の少額ですが、会員登録は1箇所しかしていません!
A. クレジットカード会社に、隠し事なく詳細に説明して、カードを解約しましょう。「刑事事件にしますか?」の質問をされたら、被害が少額で自業自得と思っているのであれば、「しない。」が正解らしいです。警察の事情聴取と、その事務手続きに付き合う手間が、被害額の割に合わないらしいです。
Q. ネットオークションって、やっても大丈夫ですか?
Q. ネットオークションに参加したいのですが 詐欺が怖いです。やっぱりヤバイでしょうか?
A. 不安要因の箇所にも よります。
落札して届いたものが、期待と反したものであればと思うと不安です。なんといっても小さな写真画像と、ちょっとした説明しか情報がないので、予想に反したキズ物が届くかもしれません。別に相手も騙そうとか隠そうとか、そんな悪気はない可能性があります。この期待のスリルがネットオークションの醍醐味らしいです。
送金したけど、ちゃんと商品を送ってくれるのかが 不安であれば、代引きにしてもらうのが無難です。この不安は、こちら側だけでなく、相手にとっても同じ事でしょう。一段落するまでは、お互いに「送金した」「送った」「確認した」と連絡を取り合いましょう。
どうも詐欺にあって、連絡も取れなくなったというのであれば、まず警察署へ被害届をだします。ちゃんと調書をとっているのを確認しましょう(聴いてるだけかも知れません)。この被害届が多数の人からあった場合は(同一犯が複数の人に詐欺をしていたら)、警察も重い腰をあげるかもしれないそうです。
Q. チャットや掲示板は、みんなハンドル名をつかっていますが、これって、別の名前に変えてもいいのですか?
A. ネチケット次第です。
たしかに、本名でカキコする人は滅多にいません。みんな、ハンドル名を使っています。別にひとり何個でもハンドル名を使っても かまわないと思います。
でも、一箇所のチャットや掲示板で 複数のハンドル名を使っても それは意味が無いと思います。どこのホームページでも同じハンドル名でカキコしていれば、「あ、ここでも、お会いしましたね」なんて、すぐにネット友達が増えていきます。逆にハンドル名を すぐに変えるクセがついてしまうと、いつまで経っても、同じ人から「はじめまして」と言われ続けるでしょう。
Q. 誤って間違った相手にメールを出してしまいました。取り消しできますか?
A. できません。
ひとたびメールを送ってしまったら、もう取り消すことができません。
メールを送る相手を間違えた場合は、「すみません、メールアドレス間違えました。捨てちゃってください。」と、再び、お詫びのメールを送りましょう。
お詫びメールを送らないと、間違えて送られた相手は、「この人は、いつどこで知り合った人だったかな?」 と、しばらく、考え込んでしまいます。
● クレジットカードを使った インターネットショッピングの注意点(勝手に継続契約)
クレジットカードを使って、1年分の利用代金や、1年分の一括購入代金を支払うケースが 要注意です。
商品としては、サイトの入場/コンテンツの利用が1年間できる権利であったり、1年間、毎月配送してくれる 健康食品や雑誌であったりします。
これがご注意。1年経つと契約が継続されて、再び、1年分の代金が引き落とされます。1回ポッキリの買い物のつもりが、継続契約にされている ということです。
サイトの販売説明も、1回ポッキリの買い物に勘違いするように書かれています。「いまなら、1年分の一括購入がお得!」 しかし、目の届かないようなところに 小さく分かりづらく、説明しています。「停止の連絡がなければ、継続します。」
まず、毎月商品が届くものであれば、1ヶ月以内に気づきますが、目に見えない利用料であれば、カードの利用明細をちゃんと見ていないと気づきません。確認できるチャンスは年に1回。しかも、カード利用明細には、その購入サイトを連想するような 名前や名目で 記載されていない場合があります。
あわてて、解約の手続きをしても、引き落とされた代金は戻らない可能性が高いです。「あくまでも年会費で、途中脱会の月割返金はしていません。」
クーリングオフは、自ら申し込んで購入するインターネット通販は対象外。ってか、クーリングオフは購入して、8日以内 もしくは 20日以内。 この例では1年以上経過していることになる。
カード会社もトラブルは個人の管理責任で自分で解決しろ、が基本のようです。
● クレジットカードを使った インターネットショッピングの注意点(購入ボタンで2個買い)
インターネット上で買い物をする場合は、必ず、送り先の住所、氏名、そして商品、カード番号などを入力するフォームがあり、最後に [送信] または [購入] といった ボタンを押します。
そのボタンは1回しか押してはいけません。回線状態が混雑していて、反応が遅いときがあります。「あれ?うまく押せなかったカナ?」と思って、もう1回押してしまうと、数日後、同じ商品が2つ届きます。要するに、2回注文してしまうのです。
送信ボタンを押しても反応がない場合は、1分はじっと待ってみましょう。